ふと部屋を見渡した時、模様替えをしようとするときに
- 今の部屋のインテリアが気に入らない
- インテリア雑貨は好きなものを揃えているはずなのにどこか垢抜けない
と悩む人は多いのではないでしょうか。
また、垢抜けていないのはわかっていても、具体的に何が間違っているのか分からないと改善の仕方も分からず結局何もしないままになってしまいますよね。
そこで同じ悩みを持つ方に、部屋のインテリアが垢抜けない理由5つとその改善方法を紹介します。
結論、部屋のインテリアが垢抜けない理由は以下の5つです。
- 色や素材、テイストに統一感がない
- アイテム数が多すぎる
- アイテムのサイズが部屋のサイズと合っていない
- 照明、装飾による雰囲気作りが不足している
- アイテムが流行遅れ
これらの理由について詳しく解説していきます。簡単に改善できるものもあるので、当てはまる項目がある方は目を通していただけると嬉しいです。
1. 色や素材、テイストに統一感がない
部屋のテイストについて、それぞれのアイテムは素敵でも、
- 韓国風の白いソファ✖️和紙の照明✖️ミッドセンチュリーの原色のダイニングチェア
- ナチュラルウッドのダイニングチェアとテーブル✖️アンティークの壁掛け時計✖️南国リゾート風のソファ
などテイストが合っていないと、冴えない印象になります。
色についても、白✖️ブルーグレー✖️紺色のインテリアの中に1つだけ暖色系の小物が合ったりすると、悪目立ちしたりします。
素材も同様に
- スチール
- 木材
- ファブリック
- ガラスFRP
など家具やインテリア雑貨にはさまざまな種類があります。
全てバラバラの素材にする、一つだけ異なる素材が混ざっていると印象はよくありません。
アイテム選びの時には
- アイテムのテイストは揃える
- 色は、素材は2、3種類を組み合わせる
- メイン70%、サブ20%、アクセント10%と割合を初めから決めておく
- 素材がばらばらなら、色だけは揃える
などすると統一感が出ます。
2. アイテム数が多すぎる
そもそもインテリア小物が多いのではなく、アイテムが散らかっているだけの場合もありますよね。
- 書類
- 郵便物
- 筆記用具
- 本
- 電源ケーブル
- 小物入れ、薬入れ
- ティッシュケース
- ごみ箱
などの収納の中に整理整頓しきれていないものが出ている場合
→まずは不要なものは捨ててください。残った必要なものだけ収納に仕舞いましょう。
それぞれのアイテムの収納アイデアは別記事で紹介しようと思います。
また、せっかく集めたインテリア雑貨だけど、部屋に置くとおしゃれにならない理由は
- 写真
- 置き物
- ポスター
などのアイテムに
- 統一感がない
- 部屋のサイズに合っていない
からです。
ここでは部屋のサイズに合っていない、という対策について解説します。
例えば、8畳のリビングの飾り棚の上に高さ5cm程度の置き物が並んでいるところを想像します。
視点〜見る対象となる置き物までの距離は2m以上離れていることが多いです。
視点:リビングのソファ、出入口
置き物:飾り棚の上
せっかくこだわって選んだ置き物でも、見る人は「なんかあるな〜」くらいにしか認識できないのです。
→よく分からないものがただいくつも並んでいる、という印象を変えましょう。
- 部屋のサイズにあったものに変える→リビングなら15cm以上で2m以上離れても何かわかるもの
- ぎゅっと集めて配置する→いくつかのアイテムの集合体として1つに見せる
という対策をしてみるのはどうでしょうか。
他の事例として、玄関の上の靴箱に飾るものであれば、視点と対象は1m程度しか離れていないので小さい雑貨でもよく見えると思います!
統一感についてはこの記事の【1. 色や素材、テイストに統一感がない】を参考に統一感を演出してみてください。
3. アイテムのサイズが部屋のサイズと合っていない
部屋全体における家具のスペースと、何も置いていない余白のスペースにはちょうど良い比率があります。
部屋を上からみた時、家具:余白=3:7になるのが理想的な比率です。
家具と余白の割合によって部屋の印象は変わって、家具の割合が30%よりも
となります。
事例として、テレビドラマのセットを作る時にも、以下のことに気を付けると効いたことがあります。
- お金持ちの部屋:余白を多く、家具やアイテムを少なくする
- 貧乏な人の部屋:家具やアイテムを多く、余白を少なくする
また、1つの部屋の中でも、レイアウトが過密すぎる場所や逆に余白が多すぎることがないように気をつけましょう。家具の配置のバランスが良いと、整った印象になります。
4. 照明、装飾による雰囲気作りが不足している
照明はインテリアの雰囲気作りに必須のアイテムです。
アートや机の上など見せたいところを部分的に照らすと、光と影のメリハリがついて雰囲気がよくなります。
ところが日本の住宅で普及しているシーリングライトは部屋全体を均等に明るくする機能がメインで
このようなメリット、デメリットがあります。
ペンダントライト・スポットライト・テーブルライトなどを駆使して、陰影のある立体的な空間を作りましょう。
照明器具については別の詳しい記事を作りたいと思います!
また、アートや置き物、観葉植物なども部屋の雰囲気作りに必要なアイテムです。
これらが足りないと、部屋が無機質で退屈に見えることがあります。
理想のインテリアの写真を見て飾り付けを行いましょう。
5. (おまけ)アイテムが流行遅れ
家具は時代によって流行りのデザインや素材があります。
大々的に模様替えをする時には、テイストや素材の流行りを調べてみると素敵なものが見つかる可能性が高いです。
流行りは変わりやすいので、気にしすぎもよくないです。
大人になればなるほど、自分の好みが定まってあまり変わらないと思います。
家具に関しては、「全て変えるぞ!」っていう意気込みの時以外なら楽しく暮らすためにも自分の好みを優先するのがおすすめです。
まとめ:手がつけやすいものから取り入れてみよう
今回は部屋のインテリアが垢抜けない理由5選とその対策を紹介しました。
簡単に改善できるものもあると思いますので、早速取り入れてもらえると嬉しいです。
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